韓国のフェリーの事故、痛ましいなぁ。
修学旅行だったって。
自分の高校の修学旅行を思い出すと、余計そう思う。
子どもなりの辛さや生きにくさは、それなりに感じてはいても、楽しい頃だよね、高校時代って。
修学旅行の前に学校で説明会があって、途中の駅で停車しても絶対に降りてはいけない、
駅の売店に走って買い物するなどはもってのほかだと言われていた。
広島駅について、誰か売店に急ぐ人影を見つけた指導部の先生が (∴`┏ω┓´)/コラァー!!と叫んで
とっ捕まえようと汽車から降りたら、なんと、うちの担任だった。
担任の先生もまだ若かったから生徒みたいなものだったのかも。
指導部の先生も、大声を出してしまった後だし、叱らなければいけない、叱れないで。。。
そんなこと、半世紀近く経った今も覚えている。
本当だったら、楽しかったこと、失敗したことなどいっぱいの想い出をつくって、親元へ元気に
戻ってくるはずだったろうに。
そして、老齢に達しても、あんなこと、こんなことを思い出していただろうに。
もう事故から時間が経ちすぎていて、酷いけれども生存の確率は下がっていると思う。
せめてご遺体が見つかってくれることを祈りたいと思う。
それでなかったら、親として悲しすぎるもの。
墓に布団は着せられぬとか言って親不孝を戒めるけれど、親に限らない。
亡くなった人に対しては皆同じだと思う。
ああしてやりたかった、こうしてやりたかったって嘆くだろう。
空っぽのお墓ではなく、ご遺体を納めたお墓の前で泣かせてあげたい。
救出作業の進展を祈ろう。